Architectural Office

「笑顔が素敵」って言われるんです(笑)

いきなりこんな感じでスミマセン・・・。
でも本当なんです。
お客様に「ホームページの笑顔が素敵だったから」
なんて言って頂くんです。
こんな笑顔と僕の設計した家によって、施主さまが
ハッピーになって頂ければそんなうれしい事は無いですよね。

建築家への道のり

きっかけは高校生の時でした。
テレビで安藤忠雄の「住吉の長屋」を見てものすごく衝撃を受けたんです。
こんな家普通創るか?って(笑)
この頃から建築の設計をしてみたいと思い始めましたね。

下積み

大学時代に建築事務所でアルバイトをする事になったのですが、
アルバイト初日、ドラフターに向かって鉛筆で線を何本も描き、線の描き方から教わったのを覚えています。
当時はまだ手描きの図面でしたね。結局そのままその事務所に就職したのですが、その頃にはコンピューターが導入されCAD図面になっていましたね。事務所では、マンション・温浴施設・産婦人科・老人保健施設・住宅などの設計監理に携わりました。所長のスケッチを図面にし、模型を作り、スタッフの皆で意見を交わし、修正に修正を重ねて・・・
お客様の想いを正しく理解し、その想いを形にし、喜んでもらう。建物の設計から完成までには、様々な問題が生じ、変化していくものですが、最初のお客様の想いを形にするために、この建物に関わるすべての人たちで知恵を出し合い、解決しなければならないということ。
それが設計事務所の仕事であること。
この事務所で本当に多くの大切なことを学ばせて頂きました。

夫婦で3ヵ月間のヨーロッパ貧困旅行

就職して4年半がたったとき、今しかないと妻と二人でヨーロッパの建築めぐりの旅に出る決意をしました。妻も僕も怖いもの知らずというか・・・。仕事を辞めてまでして二人で・・・。
要は夫婦二人で無職なわけですから(笑)
でも今となっては本当にあのとき行っておいて良かったと思いますね。
列車の時刻表を片手に安宿探し。見学したい建物がたくさんあるので、一日も無駄にできない。食事もクラッカーに水だけ!という時もあり、時間もお金もギリギリでした。
この旅は、私の人生において本当に貴重なものとなっています。
様々な建物を見て、学べたことも当然ですが、言葉も通じない、日本での常識も通用しない、そんな中で、「自分の思いを伝えることの大変さ」と同時に「伝わることの喜び」も知ることができたんです。
そして、この旅で出会った人たちの"優しさ""温かさ"を、今でも思い出すと、胸が熱くなります。

フリーター

ヨーロッパから帰国した僕は当然無職。今で言うフリーターです。
昼間は設計事務所で、夜は自動車工場でアルバイト。
でも、つらいとは思いませんでしたね。
3ヵ月間も好きな事を存分に楽しんで来たんですから。
そんな頃、待望の長男を授かったんです。
我が家にとって、奇跡的な事でした。実はこれまでに3度の流産を経験し、半ば諦めかけていたんです。
本当に嬉しかったですねえ。
そんなこんなで長男が誕生したわけですから、フリーターってわけにはいかないわけですよ。
どうする?こうする?独立する?ってな感じで、勢いで独立したんです。

無謀なる独立

フリーター生活3年を経て、独立するわけですが、あてもない、金もない・・・。そんな状態ですから
周りからもそれは心配されました。
でも、本当に周りの色々な人たちに支えられ、少しづつ少しづつご紹介や小さなお仕事を頂きながら何とかやってくる事が出来ました。そして、今こうして多くのお客様と共に日々一緒に家づくりに取り組む事が出来ています。
今、F-SERAのWebサイトをご覧頂いている皆様も、一緒に家づくりの成功ストーリーを描き上げてみませんか?
どんな事でもまずは相談から。
是非一度、ご連絡下さい。お待ちしています。